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東山界隈(泉湧寺、今熊野観音寺、智積院)

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昨日は、秋らしく気持ちの良い気候の中、東山界隈へ、東山連山の麓は京都盆地が一望でき、空気の澄んだこの時期は、眺望がすばらしい。

今回のお目当ては、渡来仏の楊貴妃観音さまと、長谷川等伯の襖絵など、、、。

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【泉涌寺】

御寺泉涌寺みてら せんにゅうじ)は、京都市東山区泉涌寺山内町にある真言宗泉涌寺派総本山(古義真言宗)の寺院。本尊は釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来の三世仏。

この寺は律を中心として天台、東密(真言)、禅、浄土の四宗兼学(または律を含めて五宗兼学とも)の道場として栄えたそうです。御寺(みてら)とは、この寺が皇室と関わりがふかいことからつけられた尊称ですね。余談ですが、御室仁和寺の御室(おむろ)は、元々、宇多法皇がお住まいの御室御所だったことから御室と呼ばれていますが、やはり皇室ゆかりなんですね。

(楊貴妃観音)

楊貴妃観音さまは、総門を入り参道の左右にいくつかの塔頭を見ながら、長い参道の先にある大門(重文)をくぐり、拝観料をお支払いすると、すぐ左手に楊貴妃観音堂があります。ここの観音菩薩は、玄宗皇帝が亡き楊貴妃の冥福を祈って造顕された像との伝承があり、江戸時代はじめころから楊貴妃観音と呼ばれ信仰されているそうです。伏し目がちの美しい観音様です。

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(本尊三世仏)

楊貴妃観音堂を出て大門の正面が仏殿です。ご本尊の釈迦如来(向かって左側)さま、阿弥陀如来(中央)さま、弥勒如来(右側)さまと三体もの仏様の最上位ステージにおられる如来様が、仲よく並んでおられます。この風景は、なかなか珍しいです。この3如来様は、過去、現在、未来をそれぞれ表されているそうです。ちなみに未来を示す「弥勒如来様」は、この寺では如来としてあらわされていますが、結構一つ下のステージの「菩薩」さまとして拝見することが多いのです。お釈迦様が入滅され、56億7千万年後にこの世に如来様として表れて我々を救ってくださるという、気の永い、しかし、ありがたいお話ではありまする。(笑)

仏殿の天井には、禅宗系の寺院の天井に描かれている雲竜図が、ここ密教系の泉涌寺の仏殿に描かれています。

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【今熊野観音寺】

泉涌寺は、大きなお寺ですので、塔頭(子院)が沢山あったようですが、その一つが、西国三十三か所観音霊場巡りの第15番「今熊野観音寺」です。

西国33ケ寺巡りは、観音様(如来様の手前のステージにおられる仏様です)の霊場を巡る巡礼です。ここの観音様は、十一面観音様(秘仏)です。ちなみにご利益は、頭の病気に良いとのことで、拙も賢くなるようにお願いしときましたが、、、この歳じゃ、、、あかんよね。(笑)あ、そうそうボケ封じにもご利益があるとか、よかったよかった。。。

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【智積院】

智積院(ちしゃくいん)、東山区にある真言宗智山派総本山の寺院です。山号を五百佛山(いおぶさん)、寺号を根来寺(ねごろじ)というそうでいろいろ名前がありますなあ。本尊は密教系の宇宙の真理を表すという、金剛界大日如来です。

智積院は、智山派の総本山ですが、その次の大本山寺院としては、千葉県成田市の成田山新勝寺(成田不動)、神奈川県川崎市の川崎大師平間寺(初詣の人出で例年日本一を争う)及び東京都八王子市の高尾山薬王院となっているようで、有名どころが結構あるんだ。

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で、真言宗智山派の。「智山派」は、桜井市(奈良県)にある長谷寺の「真言宗豊山派(ぶざんは)」とともに、弘法大師空海から始まる真言宗(「東蜜」。同じ密教系の天台宗は「台蜜」とも呼ばれる)の中でも「新義真言宗」の系統です。これに対して、「古儀真言宗」では、高野山真言宗、東寺真言宗、醍醐派、善通寺派等々があるそうです。

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と、まあ真言宗の解説は置いといて、

ここ智積院では、特別拝観料を払って、まずは、収蔵庫の長谷川等伯・久蔵父子の作とされる国宝「桜楓図」を観たかったのですが、そのうち「楓図」はなんと京都国立博物館の「国宝展」に出張中とのことでした、、、残念(>_<)、ていうか、京都国立博物館って、お隣にあるんだけど、、、またの機会に。。。

次に、国の「名勝」に指定されている「利休好みの庭」と伝えられる庭園でゆっくり、静かに時間が流れるひと時を過ごしました。やっぱり、この辺まで足を伸ばす東アジアの方々はおられませんので、静かで京都らしい雰囲気をひと時楽しむことが出来ました。

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